概要
三角飴はたこ糸の紐がついた三角錐状の飴玉です。大きさが色々あって、一番大きなサイズは一銭玉、標準サイズは五厘玉と呼ばれていました。駄菓子屋ではくじ引きのかたちで売られていましたが、紐を引っ張った時点でアメが動くので当たりかどうかの判断はすぐに付きます。子供たちは店の主人の目を盗んで、大きな飴が取れるまで試行錯誤したものでした。駄菓子屋は一般的にご老人が経営している場合が多く、現場を押さえることが出来ない店では、大きなアメ玉は先に無くなってしまい、小さなあめばかりが残っていたということが当時を知る人から語られています。また、古くは南蛮渡来の有平糖に工夫を凝らしてつくったお菓子「榮太樓飴」(えいたろうあめ)などもその形状から三角飴と呼ばれる事がありますが、こちらは缶入りで老舗の和菓子店で販売されることが多い商品で、駄菓子のくくりで話すときはやはりくじ引き付きのアメの方を思い浮かべる人が多いです。
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